メイドさんエンサイクロペディア ガーター [garter]
：靴下留めのこと。ストッキングを止めるバンド状のもので、ストッキングの上端をガーターで巻いて止める。 ガーター・ベルト [garter belt]
：ガーターがずり下がるのを防ぐために用いる下着の一種。ウエストからベルト状のクリップを吊してストッキングを止める。
今日では、パンティ・ストッキングの普及などによりほとんど使われていない。泣ける。 ガードル [girdle] ：下着の一種で、ウエストから下、腹部から大腿部にかけてを体型的に美しく整えるために用いる。 かせい ふ [家政婦]
：家事を手伝うことを職業とする女性。日本では住み込みではなく、通いが一般的。 かた ぐち [肩口] ：肩の、腕の付け根の部分のこと。 カチューシャ [katyusha] ：髪飾りの一種。Ｃ字型のバンド状になっている。メイド服の髪飾りは、ほとんどがカチューシャと思われる。 カットワーク [cutwork] ：布地の模様の部分を切り抜き、その周囲をかがって透かし模様を作る技法。 かっぽう ぎ [割烹着] ：家事の際に衣服の上に着用する仕事着。袖と前身ごろ全体を覆い、円形や角形に襟ぐりをとり、袖口はゴムひもを通して絞る。 大正時代に『婦人之友』の読者が考案、投書したものを、同社の購買部が取り上げて広まったそうである。 カフス [cuffs] ：衣服の手首を覆う部分のこと。袖口の飾りを指す場合もある。 カマーバンド [cumreband]
：サッシュの一種で、幅広で横ひだのついたもの。男性がタキシード着用の際に、チョッキの代わりに用いる。
元は、インド人が用いている[kamarband]から変化したものらしい。 きゃくま じょちゅう[客間女中 (parlour maid)]
：客室女中、パーラーメイドとも。客間での食卓の準備や給仕を行なうメイド。 キャミソール [camisole] ：カミソールとも。下着の一種で、胴着として用いられる。スリップと同じ形式だが、スリップより丈が短く、ウエストラインから少し下までを覆う。 きみかげ ゆりな[君影 百合奈]
：F&Cの『Canvas』に登場するヒロインのひとり。CVは（乃絵美役の）藤咲 かおりさん♪ ギャザー [gather] ：布を縫い縮めて作るひだのこと。『月刊ゲームぎゃざ』とは無関係。 ギャザー・スカート [gather skirt]
：ウエストにギャザーを入れ、ベルトで押さえたスカートのこと。 ギリー [gillies] ：革舌の無い低いカットの靴で、編上げになっているもの。「ギリー」はスコットランドの従者の意味で、従者の履いた靴を指す。 クリノリン [crinoline]
：19世紀中頃に流行したペチコートの一種。「クリノ」は馬毛、「リノ」は麻の意味で、馬毛と麻の混紡地で作ったペチコートを指したが、後に材質は変化する。 クレア [Crea=Bartoon]
：メイド育成ゲーム『殻の中の小鳥』と、その続編である『雛鳥の囀』に登場するメイドさんの一人にしてヒロイン。フルネームはクレア=バートン。キャラ別のエンディングがあるのもクレアだけ。ヒロインは強し。 クロス・タイ [cross tie] ：留め具によって、喉元の辺りで交差するように留めるタイ。乃絵美ちゃんが使用♪ こぜ かなり [古瀬 可菜莉]
：的良みらん氏のコミック 『PALLADIUM GARDEN』のヒロイン。 こもり じょちゅう [子守女中 (nursery maid)]
：ナーサリー・メイドとも。育児室の環境を整え、乳母(nanny)の補佐をするメイド。 コルセット [corset] ：ウエストを絞めて細く見せるための下着。19世紀には「砂時計型」と呼ばれる、極端にウエストを絞ったシルエットが流行したため、当時の女性には必需品であった。 主要参考文献 ： ・『メイドさん学講座講義録』 制服学部メイドさん学科出版局 ,1998 ・『服飾辞典』 文化出版局 ,2000 ・『新明解国語辞典』(第4版・第5版) 三省堂 ,1989・1997 ・『現代用語の基礎知識 1998・1999』 自由国民社 ,1997・1998 ・『imidas(イミダス) 1998・1999』 集英社 ,1997・1998 |